いやー、暑い。33度。ラオスってこんなに暑いんだ…。
北海道人は溶けます…。
アンコールワットを見る目的でシェムリアップに来たのですが、調べてみると他にもいろいろ遺跡があるんですね。
なかなか行けない遺跡もあるみたいで、気になったし、せっかくなのでまた現地ツアーで行ってきました。
プレアヴィヒア寺院・ベンメリア・コーケーを巡るツアーです。
タイとの国境近くにあるプレアヴィヒア寺院
2018年9月16日
朝、6時20分にピックアップが来ました。 もちろん、眠かった。 他にも参加者を乗せて、まずはプレアヴィヒア寺院へ。
プレアヴィヒア寺院は、タイとの国境に接したところにあり、シェムリアップからは3時間かかります。 道路があまり良くなく、すごく揺れたのですが、それでも私はぐっすり眠りましたw
プレアヴィヒア寺院近くの国境は、タイとの紛争が起きていて、昔は行くことができず、現在もタイ側からこの遺跡には行けないのです。 そんなわけで、近年になって知られるようになった遺跡だそうです。 ※2008年に世界遺産登録
山の上にある遺跡なので、途中から4WDの車に乗り換えて向かいます。
この車。
後部座席に乗ると思うでしょ?違うのよ。荷台部分に乗るのです!
そして、ジェットコースターか、っていうような道を登ります。
プレアヴィヒア寺院は、ヒンドゥー教寺院で、9世紀末に建築されたそうです。
参道が、ピッタリ北向きになっているんです!iphoneのコンパスを使って確認。凄い技術だよな…。北極星で確認したのかなぁ?
(屋根があったが、崩れてしまった)
(足だけ残ってる。上の部分はない。)
(まだ、発掘作業をしていた。埋まっている参道って言ってたかな)
門が5つあり、一番上まで登ったところからの景色がこちら。
すごーい!
「天空の遺跡」と言われているだけありますね。
ガイドさんはもちろん日本語は話せるのだが、現地の警察と中国人をディスりまくっていて、面白かったなぁw
すぐ警察をディスり始めるので、途中からみんなで「出ました、警察w」みたいな感じで笑ってたもん。
この景色を撮るのにも、警察に賄賂渡してますからね。
そうじゃないと、撮れないらしいです。
密林の中の遺跡、コーケー
コーケー遺跡は、長い間知られることがなかった遺跡だそうで、木が生い茂っていて、確認できなかったって言っていました。
7割くらいの木を切った、って言ってたような。
コーケーに都があったのは、短い期間だったらしい。
本当ね、よくこれ発見したね、って感じ。
そして、遺跡と木と苔がすごいよね。
奥に進むと、ピラミッドみたいな遺跡があり、これがプラサットトム寺院遺跡というそう。
階段がついていて、てっぺんまで登ってみたが、上からは遺跡が見えないのです。それだけ今でも木が生い茂っているということ。
(頂上からの景色。遺跡が何も見えない)
(この景色も何かの映画に出てきそう)
東のアンコールワット、ベンメリア
最後はベンメリア!
ここも森の中にある遺跡なのだが、かなり崩れてしまっているのです。
なぜかと言うと、他の遺跡と同様に、木が遺跡の中や上から生えてしまって、崩れてしまったのですね。
ガジュマルの木が遺跡に絡みついていましたが、とても固い。自然の力って本当にすごい。
天空の城ラピュタのモデルとなった遺跡と言われているそうだが、ネットで調べたところによると、遺跡が発見された年とラピュタができた年との前後関係がおかしいので、この説は違うらしい。
とはいえ、この感じは、映画に出てきそうなのです。
この日のご飯は?
食事はツアー料金に含まれてます。
お昼はコーケー入り口の簡素なレストランにて。
夜は、Nearly Khmer ニヤリークメールレストランというところで。
この夜のレストラン、美味しかったー!
現地ツアーに2回参加したけど、メニューがだいたい似ているのですが、ここのレストランが一番だな。
この晩のビールはAnchorで。これはthe南国の軽いビール。うまかった。
感想。ここは早めに見に行くべし!!
プレアヴィヒア寺院は秘境感があるし、タイとの国境問題があったりした場所なので、なかなか行けない感があってよかった!
しかも、まだ中国人には知られていないらしく、観光客が少なかった。
ガイドさん曰く、「中国人は日本人を真似するから、そのうち中国人でいっぱいだね」と言っていた。(ディスっていた)
あとは、ベンメリアは映画の世界、って感じでよかった。自然の力であそこまで崩れてしまうのは、何度もいうが本当にすごい。すごいとしか言えない。
プレアヴィヒア寺院、コーケー、ベンメリアはすごく崩れているので、見てみたい人は、早めに訪れることをおすすめ。
数年後にはこの状態じゃないかもしれないから。