リアルタイムは、自宅です。 帰ってきてから、初めてカメラ持った(^_^;) 地元の冬の風景を撮りたいなぁとは思ってはいたのですが。 まだまだ寒さの本番はこれからだけど、寒いなぁー。 あったかいところ行きたい。
聖地ガンジス川へ
2018年12月7日
バラナシです。バラナシといえば、ヒンドゥー教の聖地です。 テレビで見るガンジス川の景色は、いつ見ても強烈だった。 いろんなものが流れている汚い川で、沐浴する姿を見ると、きれいとか汚いとかそういう次元の話ではないんだな、と思っていました。 ガンジス川(ガンガー)を自分の目で見てみたかったのです。
そんなわけで、インドに行ったら絶対行こうと思っていた、ガンジス川沿いを歩いてみた。
やはり沐浴している人がいた。
日中だったので沐浴している人の数は少なかったが。
沐浴していた人がいた場所から少し離れた場所では、体を洗っている人。
ゴミが落ちてて汚い。
さらに少し行くと、このありさま。汚ねぇ!!
ここで沐浴は、私は無理だ!
絶対、病気になるでしょ。
ここを訪れた旅人たちが、沐浴すると清められた気持ちになる、というのをよく見るけど、そんな気持ちにはならなくていいや。
ガート(沐浴場)では、いろんな人がいる。
お祈りしてもらっている人。
ぼーっとしている人や露店。
マッサージしてもらってる人。
花を売っていたり、
汲んで帰る用のボトルを売ってたりとか。
髪を剃ってもらってる人。
髪をちょこんと残すのは、身内に不幸があった時にこういうヘアスタイルにすると何かで読んだ。
後述するけども、近くに火葬場があるので、髪を剃ってるのかなぁ。
たくさん人が集まるダシャーシュワメード・ガードには、ボートがたくさんある。
ここから乗って、ボートの上からガードを見ることができる。
次から次へと人が来て、ボートに乗っていた。
というわけで、ここにいると「ボート?」とやたら声をかけられます。
朝や夕方は、ボートからの景色がいいだろうね。
川の対岸には何もない。
対岸は不浄の地だからだそうだ。
ちょっとした展望台のようになっている場所には、牛もいれば、犬も寝ている。
ガートはこんな感じ。
火葬場、マニカルニカー・ガード
さらにガート沿いを歩いて行くと、薪がたくさん置いてあった。
火葬場のマニカルニカー・ガードが近いんだな。
マニカルニカー・ガードは撮影禁止なので写真なし。
マニカルニカー・ガードに行くと、声をかけられ「撮影は禁止だよ」と言われた。「知ってます。大丈夫です」と私は答えたのだが、問題はその後。
マニカルニカー・ガードの近くには、もう死を待つしかない高齢者が入っている施設があるのだが、そのおっさんはその施設への寄付が必要だ、と言ってきた。
ハイハイ、その手口、何かで見ましたよ。
私はここから見るから、施設の方には行かないですといい、断り、無視していたらおっさんは去っていった。
そして、もう一人。こちらは若者。
薪のお金が必要だと言ってきた!
おっ、これは地球の歩き方先生に載っていた手口ですね!!
本当にあるんだなぁと思い、無視。
後から来た欧米系の方々にはあまりしつこくしていなかったけど、私には結構しつこかったなぁ。日本人だからだね。
さて、マニカルニカー・ガードでしばらく火葬の様子を見ていました。
現代の日本では、外で火葬するなんてありえないことで、いまだにこのようなスタイルで行われているというのが衝撃的。
遺体を燃やしているわけなので、臭いはどうなんだろ?と思いましたが、特に感じませんでした。薪の匂いしかしなかった。
ここには、次から次へと遺体が運び込まれていた。ボートで運ばれてくる遺体もあれば、陸から運ばれてくる遺体も。
ちなみに、ガート近くの通りを歩いていたら、遺体を運んでいるのを何度か見ました。
火葬の手順としては、布に包まれた遺体を一度ガンジス川に沈めて清め、火葬する台に乗せ、薪を乗せて、喪主が点火するという流れ。
そして、遺灰はガンジス川へと流されるのです。
ヒンドゥー教の信者にとっては、ガンジス川に帰ることは最高のこと。ここで死に火葬するためにお金を貯める、というのを読んだことがある。
ここでじーっと火葬の様子を見ていると、生と死を考えされられる。
なんだか複雑な気持ちになってきたところで、この場を離れた。
お昼はやっぱりカレー
ランチタイム。
行ってみたいお店があったので行ってみた。
宿から近いNEW STAR RESTAURANTのターリーが安くておいしいらしい。
そんなわけでターリーをオーダー。
えっ、このボリュームで60ルピー?(約100円)
安すぎじゃない?!
しかもおいしかった。
このレストラン、安いしおいしいし、店員さんもいい感じだし、長期滞在したら通っちゃうね。
次におやつタイムに行ってみたこちら。
ラッシーを食べました!
これはプレーンなのであんまり乗ってないけど、バラナシのラッシーは色々と具が乗ってるのです。
いやー、バラナシ、濃いですね。濃いという簡単な言葉で済ませてはいけないくらいの街ですね。
すごいところだ。
インドにハマる人の気持ちがわかる気がした。
バラナシは続く〜