リアルタイムは、ブルガリアのヴェリコ・タルノヴォです。 ソフィアから移動してきました。 のんびりした感じの街でいいね〜 2泊の予定なんだけど、ちょっと延泊したい気分。 明日、また考えよう。
ベオグラードからサラエボへバス移動
2019年8月5日
2泊したベオグラードを後にし、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボへと向かいます。
ちなみにですが、サラエボの後、再度ベオグラードに滞在します。 サラエボからは1日でブダペストまで戻れないので。
バスのチケットは到着した日に購入しておきました。
8時発LASTRA社、2350ディナール。 荷物代が60ディナールかかりました。
ちなみにですが、バスの時間はネットで調べることができます。(購入もできます)
バスターミナルにはパン屋さんや売店、カフェあります。
朝食用に買ったパン、85円でした。大きいよね!しかもおいしい。
チケットを購入すると、このようなコインを渡されます。
このコインを機械に入れることで、プラットフォームに入れます。
セルビア出国、ボスニア・ヘルツェゴビナ入国ともに、バスの中でパスポートを回収してくれる方式だったので、楽ちん。
セルビアの国境。Goodbyeって書いてあった。(青い看板)
サラエボには16時10分着。
ベオグラード~サラエボ間は、距離はそんなにないのですが、山道だったので時間がかかるのかなーと。
セルビアからの到着するバスのバスターミナル(ルカヴィツァ)はこちらです。
中心部から遠いです。
あえて「セルビアから」と書きましたが、これには事情があります。
2つの構成体からなる国家だって知ってました?
ボスニア・ヘルツェゴビナの話。
2つの言葉がくっついてる国名です。
これは、北中部のボスニア地方と、南部のヘルツェゴビナ地方の名前を撮ったもの。
地方の名前とは別の話で、ボスニア・ヘルツェゴビナには、2つの構成体があるのです。
それは、ボスニアヘルツェゴビナ連邦と、スルプスカ共和国の2つの構成体がある連邦国家なのです。
ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦は、クロアチア人主体、
同じ国の中にあるので、自由に行き来はできますが、独自の議会が置かれていたりと、別の国が2つあるような感じなのです。
Googleマップにも、点線が引いてあり、ボスニアヘルツェゴビナ連邦と、スルプスカ共和国と書いてあります。
そのため、バスはそれぞれの構成体の中で走ってるので、ボスニア側からスルプスカ側(その逆も)へ行くバスはないのです。
これを応用して考えるとわかるのですが、私はセルビアから来たので、セルビア人主体のスルプスカ共和国側のバスターミナル(ルカヴィツァ)に到着するというわけです。
サラエボの中心部にもバスターミナルはあるのですが、クロアチア人主体のボスニア・ヘルツェゴビナ連邦内にあるので、こちらに到着することはない、というわけです。
これについては、今まで知らなかったので、勉強になりました…。
散々戦争してきたので、同一民族なのかなーと思い込んでたんですよ。お恥ずかしながら。
ついでなので、先に書かせてもらいますが、通貨もそれぞれ肖像が異なるのです。 ボスニア・ヘルツェゴビナの通貨は、マルカと言うのですが、200マルカは共通で、それ以外の紙幣は、肖像が違うのです。
というのを地球の歩き方で見ていたので、スルプスカ共和国側で下ろした時に見てみたのです。
おぉ、これは共和国側の紙幣だ!
そして、バスターミナルでお釣りとしてもらった20マルカ札。
あれ?これは連邦側だ。
何となく分かれてる感じ?wバスターミナルはいろんな人が来るから、関係ないか。
バスターミナルから市街地まで移動。両替も必要!
前置きが長くなりましたが、バスターミナル(ルカヴィツァ)から市街地へ移動します。
かなり距離があるので、バスで移動することになります。
カードなんて使えませんので、現金を調達しなければいけません。
残念なことに、バスターミナルにはATMがありません…。
近くのショッピングモールまで行って、現金を調達する必要があります。
歩いて5分くらいの場所にショッピングモールがあります。
横断歩道渡ってすぐのところにATMがあります。
ここで現金GET。
バスターミナル方面に戻ります。
そして、バスターミナル(ルカヴィツァ)はスルプスカ共和国にあるので、市街地へ行くバスはありません。 バスターミナルから5分ほど歩き、ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦側へと移動した先にあるバス停からバスに乗ります。
ここから103番のトロリーバスに乗りました。
私が行った時はキオスクは閉まっていたので、運転手から購入です。1.8マルカ。
私は、ここに来る前に、帰りのベオグラード行きのチケットを買ったので細かいお金を持っていたのですが、大きいお金しか持ってない場合は、途中にお店がありましたので、細かくすることは可能だと思います。
このトロリーバスの終点は、ラテン橋の近くです。私は終点で降りて、宿に向かいました。
歴史的な背景があるので仕方ないことのなのかもしれませんが、同じ国の中なのにバスが自由に行けないってのは、不思議ですよねー。
話が長くなってしまったので、観光した話は次回にします。
サラエボは続く~