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【パトナ】インドの田舎にホームステイ、そして衝撃の告白

リアルタイムは、自宅です。 一日家にいると、太りそうだねw 地味に色々とやることはあるので、暇ではないのですが。

インドの田舎でホームステイ

2018年12月2日

早朝、パトナからバスに乗り、Sさんの家に到着しました。 パトナからバスで約2時間の場所。インドの田舎、畑作地域です。

Sさんのお兄さんは英語が話せたので、少しお話しした。

「家族だと思っていいからね!気を使う必要はないよ」

なんていい人だ。

インドの田舎は嘘つく人なんていない、Sさんが言っていたとおりだ。

周りの家は、ほとんどが親戚。

子どもがたくさんいて、「この子とこの子は兄弟で…」という説明をしてもらったのだが、全く覚えられないw

とにかく子どもがたくさんいた。

写真を撮って欲しかったらしい。かっこいいポーズを決めてくれた。

ここら辺の畑では野菜を育てていて、イモやカリフラワー、コーンなどを育てているそうだ。

集落はこんな感じ。

牛やヤギはそこらへんにいる。

(ヤギの頭で大事な部分が隠れたw)

車を買ったのかな?若者が集まっていた。

 

インドはどこに行ってもゴミで汚いが、ここも同じ。

ゴミの中に動物がいる風景はよく見るが、なんだか考えさせられるものがある。

 

水は井戸から汲む。家の中にも昔ながらの手押しポンプがある。

この水を使うので、衛生的な面は良くないでしょうね。 まぁ、料理は火を通すので問題ないでしょう。 水道はないので、水は井戸からのみ。ということはお湯がないのか…。 シャワーは水浴び、キツイなー。

ちなみに、電気は通っているので、明かりについては問題なし。

 

女性たちが脱穀の作業をしていた。

機械はないのか…。全て手作業で行っていた。これにはびっくり。

脱穀した米からゴミを取る作業も女性が行っていた。

今の日本じゃ考えられないなーと思いながら、作業風景を見ていた。

近くのチャイ屋さんにて。

居合わせたおじさんが変わったタバコを吸っていた。

 

街にも連れて行ってもらった。

お菓子をおごってもらった。

インドでよく食べるお菓子だそう。グラムジャムという名前と言っていた。

味は、うーん。一回食べればいいかな。ドーナツにシロップを浸したような感じ。

このお菓子、よくインドで見たので、本当にインド人はよく食べるんだろう。

このお菓子やさんで売られていたケーキ。

カラフル!体に悪そうw

 

インドの家庭料理

ホームステイということで、インドの家庭料理をいただいた。

家でどういうものを食べているのか、というのはとても興味があった。

朝ごはんは肉(ヤギ?)のカレーとチャパティ。うまい。

お昼は、Sさんの友達の家でごちそうになった。

友達の奥さんは私が来たことがとてもうれしかったみたいで、「あなたは私の姉妹だから、自分の家のように過ごしてね」と何度も言っていた。 なんていい人だ。旦那さん(Sさんの友達)もすごくいい人だった。

(調理風景)

お昼はもちろんカレーをいただく。

アッサリ味なのだが、後から辛みがくる。おいしかった。

オムレツみたいなのと、野菜の煮物も付いていた。どれもおいしかったな。

ご飯を食べた後は休憩をするそうで、「ベッドで休んでね」と言われたので、少しだけ昼寝させてもらった。 本当、家みたいに過ごさせてもらった。 ありがとうございました。

夜は2種類のカレー。部屋が暗かったので写真がイマイチだが、一口にカレーといってもバリエーションがすごくあり、飽きない。

ちなみにカレーは、こんな感じで石の上でスパイスをゴリゴリ混ぜる。

唐辛子やニンニク(たぶん)などを、石の上で擦るのがいいんだろうな。直前に擦るので風味がいいんだろうね。

翌日の朝もカレー。チャパティとともに。

 

ここに来るまで知らなかったのだが、インドではご飯をベッドの上で食べる。

ベッドの上に布を敷いて、その上に食事を並べる。日本ではベッドの上で食べることははしたないことなので、不思議な感覚だった。

 

衝撃の展開。夕日を見ながらロマンチックな告白か笑

夕方。

家の屋上に案内される。屋根からの風景。

女子たちが集まって世間話していた。

ここも空気が悪く、1日中モヤーっとしている。

土ぼこりに車やバイクの排気ガス、料理のための火起こし。田舎なのに空気が悪い。

そんな景色を見ながら、Sさんから切り出される。

Sさん「結婚してほしい」

私「は?」

Sさんは結婚していると思っていたのだが、それは私の勘違いというか勝手に結婚していると思っていただけで、独身だそうだ。

ちなみに見た目は完全におじさんで、年齢を知った時はびっくりした。

40歳には見えなかった。

私の聞き違いで、もしかしたら40歳ではないかもしれないが、40代であることは間違いない。

会って3日間くらいしか経っていないのだが、なんでこういう気持ちになったの?と聞いてみたら、「私を信用してくれたから」みたいなことを言っていた。

今までの人生、結構大変なことがあったらしく、自分を信用してここまで来てくれた私が嬉しかったらしい。

泣き出したしね。もう勘弁してほしいw

この告白を聞き、私は一刻も早くSさんと離れたかった。

シンドイ。

明日、年に一回行われる動物の展示会だかに連れて行ってもらえることになっていたが、断った。これ以上、一緒に行動するのは無理。早く一人になりたかった。

しかし、インド人のあのしつこさを持ち合わせているので、この先もなかなかしつこいのであります。

私は「あなたはただの友達だ」と何度も言っているにも関わらず、どうやったらあなたをゲットできるんだ?と何度も質問してくるし、もう一回チャンスをほしいと言ってきたり。

ちなみに、その後もLINEがしつこい。最初は英語の練習になるからいいかと思っていたのだが、ウザいなという気持ちがあるせいか、そういう気持ちにもならなくなってきた。

いやー、まさかこんな展開になるとは笑

結婚してほしいという話をされた瞬間に、これはもう笑いのネタ決定だ!と思ってしまった。ごめんねw

そんなわけで、2、3日滞在する予定だったホームステイも、1日だけで終了。

すごくいい人たちだったから、もう1泊くらいしたかったけど。

リアルなインドを見ることができて、いろいろと思うことがありました。

普通の旅では味わえない経験をすることができて、すごくいい思い出になったということは間違いない。

まさかホームステイするとは思わなかったもんなぁ。

インドは続く~