ワタシラシク

no travel no life

【キエフ】チェルノブイリ原発ツアーに参加。見えない危険ほど怖いものはない

リアルタイムは、アルメニアの首都エレバンです。 昨日は風邪でダウン。ブログ更新できませんでした。 先月末からの風邪が全然治りません。一旦良くなったんだけども、ぶり返して悪化です。 あまりに鼻水と咳がひどいので、昨日は薬を買って飲み、宿で安静にしてました。 今日は移動しようと思って、一応目覚ましかけて起きたのですが、ちょっとまだ体がだるかったので、無理をせずにさらに延泊してます。今日もベッドでゴロゴロしてます。 昨日よりは回復してるので、明日は動きたいなぁー。

チェルノブイリ原発ツアーに参加

2019年9月15日

ウクライナキエフ2日目です。

今日は、チェルノブイリ原発のツアーに参加します。ウクライナに行くなら、チェルノブイリに行ってみたかった!

チェルノブイリへは、ツアーでしか行くことができません。

そのため、事前に予約しておきました。

ネットで調べてみると、大手が2社あるらしく、私はそのうちのチェルノブイリツアーから予約しました。

金額は同じでした。

何が違うかというと、ツアーの集合場所が違います。

チェルノブイリツアーだと宿から歩いて行けた(キエフ駅の裏)ので、こっちにしたというわけです。

チェルノブイリツアーのサイトから簡単に予約ができますよ。

当日はパスポートをお忘れなく。

それと、肌が出てるとダメです。長袖着用。靴もサンダルはNG。

ワタクシ、ずーっとスポサンで過ごしてきたので、昨日スニーカーを買いました。

まぁ、日本に帰る前にどこかで買おうと思ってたので、ちょうどよかったのですがね。11月にスポサンで日本には帰れないですw

しかも私、北海道だし。

 

さて、当日は7時50までにキエフ駅裏側の指定された場所に集合です。

メールに詳しい集合場所が書かれてますし、バスが並んでいるのでわかりやすいです。

バス4台くらいありましたね。他の会社のバスもあったのかもしれないけど、それにしてもすごい人数。

バスの前に名前が書いてあったので、それを見て乗り込みました。

乗り込んでからツアー代金の残りを支払います。

ツアー代金は、指定された日までに一部前納しなければなりません。

それがPayPalなんですよ。

どうやら、直接会社に支払いに行ってもいいみたいなのですが、この機会にpaypalを登録して、支払ってみました。簡単でしたよ。

 

チェックポイントまで1回休憩があり、車内で今日のツアーについての説明があります。

一つ目のチェックポイントに到着しました。

ここにはお土産屋さんがあります。

スナック類もありますが、高いので持参した方が良さそうです。

ゲートの中に入り、パスポートチェックし、バーコードのついたこんなものをもらいますので、ツアー中は首からぶら下げます。

このツアーはパスポート持参です。それだけ、管理を徹底してるんですね。

 

廃墟になった街

一つ目の見学スポットです。

廃墟になった街です。

街まで少しだけ歩きます。

空と木が秋ですね。

他の有名な廃墟になった街プリピャチ市にも行きますが、ここにも人がかなり住んでたそうです。(人数は言ってたのですが、覚えてないです)

さて、チェルノブイリ原発事故が発生したのが、1986年なので今から33年前の出来事です。

33年も放置すると、こんな風になるんですね…。

公園が悲しいなぁ。

 

ソ連製レーダーと秘密基地

次に来たのは、旧ソ連のレーダーがある秘密基地!

なんと、こんなものすごい大きいレーダーがあるのです!

こんなのあるなんて、知らなかったです!

写真に全部収めきれないのが、残念。

それくらい大きい施設です。

ここでアメリカからミサイルが飛ぶのを探知することができたとか。

さすが、ソ連さんはやることが違いますね。

なぜかこんな絵が。

ピカチュウ

 

幼稚園

次に来たのが、幼稚園。

幼稚園の手前に、ホットスポットがあり、ガイドさんが機械を近づけると、数字がみるみる上がっていきました。

ガイドさん、美人です。ウクライナ美人。

中は廃墟。

幼稚園らしく、小さいベッドが並んでたり、人形があったり。

こんな像もあった。

 

事故現場、4号機

そして、今日のメイン、チェルノブイリ4号機へ向かいます。

石棺され、今はこのように覆われてます。

それにしても、いまだにあの時事故が起きたものが、いまだに残っているというのが、原子力だからなのでしょうね。

防護服を着ている別のツアーの人達がいた。見たいけど放射能が気になるって感じなのかしら。

このワンコ、野良犬?こんなところに?

変なオブジェもあった。葉っぱかな?

 

ランチタイム

待ちに待ったwランチタイム。

ここの建物の中の食堂でいただきます。従業員の食堂でツアー客も食べられるって感じです。

入ったらまず、被ばく検査です。

機械の上に立って、両手を機械につけると数値によって大丈夫かどうかが判定されます。

検査でOKだったら、2階に上がって、列に並んで受け取ります。

そして、今日のランチ。

結構ボリューミー!ジャガイモ率が高いぞ!

スープが給食っていう感じの味で、どこか懐かしかった。味もなかなかでしたよ。悪くないです。

 

ゴーストタウン、プリピャチ市

ランチの後は、ゴーストタウン、プリピャチ市へ。

ここには原発関係の職員と家族が45000人住んでいたが、全員避難したため、ゴーストタウンとなっているのです。

スーパーマーケットは、名残がある。

 

これはホテル。

 

遊園地もあったのです。この遊園地、悲しいことに開園する前にチェルノブイリの事故が起きたため、ここから子供たちの声を聞くことはなかったのですね。

ガイドさんが当時の写真を見せてくれました。

 

え?またピカチュウ!?

 

スタジアムのベンチはボロボロ。

学校。

当時、使われてたマスクがここに集められてあった。

プール。飛び込み台まであって、立派なプール。

体育館もボロボロ。

マンションもたくさん並んでて、人が住んでたんだなと実感します。

 

ツアーも終わりに近づきました。

原発事故で使われた機械類が展示してあるところを見て、

モニュメントに寄り、

チェルノブイリの街の入り口に止まって写真を撮り、ツアーは終了です。

チェルノブイリって書いてます)

チェルノブイリの街には、今でも住民がいて、バスも走ってますが、住民しかバスは乗れないって言ってました。個人で向かおうとしても、ダメってことですね。

 

最後にチェックポイントで被ばく検査をし、ツアーは終了です。

そして、今日どれくらい被曝したのかを最初に配られたこの紙に書いてくれます。

0.003mSvでした。

胸部X線1回で0.4mSvらしいので、今日1日見学しましたが、全然問題ないということがわかりますねー。

キエフに戻ったのは、20時過ぎでした。長い1日でした。

この事故でもちろん亡くなった方もいるし、作業員や住民(特に子ども)にも健康被害が出ているわけで、見えない恐怖って一番怖いなと、ゴーストタウンも見て体感してきました。

東日本大震災が起きてから、まだ福島、宮城の被災地に行ってないので、日本の被災地にも訪問してみたいと思いましたね。本当は日本一周旅行の時に行ってみたかったのですが…。

チェルノブイリの事故と福島の原発事故は一緒にできませんが、住民が避難するほどの事故という点では共通点があり、気になっていた場所でありました。行けてよかった。

 

遅い夕食

キエフに戻ってきて、遅い夕食です。

もちろん、プザタハタでww

通り道だしねw

ミネストローネみたいなスープと、太いウインナーとチキンとトマトのサラダ。

このスープ激ウマ。サラダも激ウマ。ウインナーもうまい。

えー、また食べたいんですけどってくらいにおいしい。

キエフ駅裏のプザタハタに昨日、今日と来たわけですが、21時近くだけどほぼ満席ってくらいに人がいっぱいでした。

スーツケース持ってる人が多かったので、駅を利用する人がここに来るってのが多いのかもね。

 

さて、キエフには2泊しました。

明日は、リウネへと移動します。

今、ウクライナで一番人気であろう観光地に行ってみます。

 

ウクライナは続く~