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no travel no life

バクーからテヘランへ。イランアライバルビザの話と変なおいしいビールの飲み方

リアルタイムは、サウジアラビアのジェッダです。 サウジアラビア最終日!明日は帰国の途につきます。 といっても、3日かけて帰るので、まだ旅は続くのですが。 今日は夕方までやることがないので、宿でPC作業して、いろいろ片付けます。

ブログもこの記事からイラン編ってことで、結構追いついたなー。

 

バクーからテヘランまでひとっ飛び

2019年10月16日

2泊したバクーから、イランのテヘランまで移動します。

まず先に言いますと、飛行機で行く予定じゃなかったんです。

事前に考えていたルートとしては、ジョージアからアゼルバイジャンに行き、ジョージアに戻って、アルメニア(ナゴルノ=カラバフも)に移動して、アルメニアからイラン陸路で入る予定でした。

何で飛行機で移動することにしたかというと、イランのビザをネットで申請していたんだけども、メールが来ないのです。

トビリシのコンフォートプラスに泊まっていた時に得た情報によると、ビザの受け取りをトビリシにしている人は全然メールが来ないらしい。2週間経っても来ない人がいるって聞きました。

私はこの時点で1週間くらい経っていたのですが、今の時点で来ないので、これはメール来ないな、と早々に諦め、飛行機で飛び、アライバルビザを取ることにしたのです。 なんせ、私には時間がないのであります。

 

バクー市内からバクーのヘイダル・アリエフ空港までの移動

空港までは、バスで向かいました。

バクー駅、地下鉄28May駅の近くのバス停から、空港へ行くH1バスが出ています。

このバスに乗るときもバクーカードが必要です。運賃1.3マナト。

30分おきに出ています。

1.3マナト約85円で空港まで行けるなんて。

立派なバスで、快適です。

バスは第2ターミナル→第1ターミナルの順に止まります。

 

ここでハプニング。しかし結果オーライ

空港に到着したのは17時頃。空港で時間潰す作戦です。

フライトは23時30分なので、かなり時間があります。

次に行く国のイランは、アメリカの経済制裁によりATMでお金を下ろせないので、ドルかユーロを持っていく必要があります。 イランとアメリカは仲悪いのに、ドルで両替ができると…。謎です。

空港にはATMあるんで、空港でドルを引き出しておこうと思ったんです。

そしたら何と、ATMにドルが入ってなかった…。

マジか。

 

しかし、ここで冷静に考えたのです。

私がいたのは第2ターミナルだったのですが、第1ターミナルに行けばあるんじゃない?

第1ターミナルの方が立派だし。

というわけで、第1ターミナルへ行きました。

徒歩で行けるのでよかった。

無事、第1ターミナルで米ドルをGET。ふぅー、よかったー。

こちら第1ターミナル内部。きれいです。

安心したところで、トイレに行って第2ターミナルに戻ろうかなーと思ったら、何とランドサイドにラウンジがあるじゃないですか!!

早速ラウンジへin!

でもお菓子しかなかった…。ランドサイドだからかな。

Wi-fiも空港内のWi-fiと同じだったし。

でも、まぁここでゆっくりします。

2時間制限があったので、2時間後、第2ターミナルへと戻ります。

あら、きれいじゃん。

中は古い地方空港って感じなんだけど。

そして、4時間前くらいなのに、もうチェックインができたので、早速ラウンジへ。

あまり種類はなかったけども、食べる!!

イランではビール(酒)飲めないので、ビールも飲む!!

私ともう一人以外の客は全てイスラムの方だったんだけども、イスラム教の方々に囲まれて飲むビールって、なんかおいしいね笑

なんか妙においしかったな。一回飲んだことあるビールだけど。

変なビールの美味しい飲み方を発見してしまったw

ぜひ、試してみてね。(難しいやーん)

 

ちなみにですが、第2ターミナルのラウンジのWi-fiも、空港のフリーWi-fiと同じです。しかもこのWi-fi、全然繋がりませんでした。

第1ターミナルはサクサクだったけどなー。

 

イランアライバルビザの話

バクー23時30分発のButa Airwaysでイランの首都テヘランへ。 Buta Airwaysはアゼルバイジャン航空のLCCです。

LCCだけど、サンドイッチがでました。これは朝ごはんにしよう。

テヘラン着0時25分。アゼルバイジャンとは時差30分あり。

女性は降りる時からヒジャブ(スカーフ)着用です。

 

さて、アライバルビザを取ります。

ビザって書いてる方に進みますと、カウンターがあるので、「アライバルビザを取りたい」と伝え、パスポートを一度渡します。

すると、パスポートとともに申請用紙をくれるので、それに記入します。

項目は、名前、父親の名前、パスポート番号、宿泊先、宿泊先の電話番号です。

父親の名前が必要なのがイスラムの国って感じです。

諸事情がある人はどうするんだろ、と思いましたが。

書いて提出すると、金額が書かれたメモ用紙をくれるので、それを持って、銀行で支払います。60ユーロです。

支払いが終わったら、支払いましたよ的な紙と、自分が書いた申請用紙が返されます。

で、言われたのが「ビザの紙もスタンプもないので」と。

最後、これらの書類とともに、パスポートコントロールでパスポートを見せて、無事入国です。

私の場合、保険の話は一切されませんでした。 一応、海外旅行保険のコピーは持っていたのですが、備えあれば憂いなしですね。

ちなみに保険は15ユーロ?ドル?かかるそうです。

 

他にロシア人ファミリーがいたのですが、彼らは一人70ユーロらしく、「何で60ユーロなの!!」と窓口の担当にキレてましたw

なんせ日本のパスポートは世界ナンバーワンですからね。すいません。10ユーロ安くて。

 

こんな感じでアライバルビザは簡単に取れました。

そして、宿に着いてからメールを見ると、アライバルビザを申請していた時間に、イランビザのメールが来てました。ビザを大使館に取りに来てねー的なメールです。

ふざけてますね。

たぶん、アライバルビザを申請した時に、システム的にOKが出るようにでもなってるんでしょう。

大使館で取れたなら、ビザ代も安いし、移動費用も断然安く抑えられたのにさ。もう、まったく。

 

で、調べていた情報をちょっと違ったところがあったんです。

この日は空港泊して、朝になってから移動したんだけども、その時になって初めてわかりました。

テヘランの空港、イマームホメイニ空港であることは間違いないんだけども、私がいたのはメインのターミナルじゃなかったんです。

Salaam Terminalというターミナルにいたんです。

妙に人が少ないし、店が全然ないなと思ったのよね。

(空港泊には最適のベンチ)

朝、市内まで移動しようと思って、ターミナルの外に出たら、ターミナル1じゃないところにいるじゃないですか。そこで初めて気づきましたw

そんなわけで、アライバルビザの話は、Salaamターミナルでの話です。ターミナル1だとまたちょっと事情が違うかもしれません。

 

そして、ターミナル1まで行く手段は、タクシーしかないのです。

タクシーは500000リアルとのこと。高いなぁ。

ビザ代払った時に、なぜか5ユーロ分をイランリアルでくれたのですが、足りなかったので5ドル払いました。

ちなみにこの5ユーロ分は、きっちり公定レートでくれました。

この時、お金の計算がわかってなくて、後から冷静になって考えると、500000リアルは高いですね。 1000リアル=1円で計算したら、500円だもんな。

 

そんなこんなで何とか第1ターミナルへ移動し、地下鉄に乗って宿まで移動しました。

地下鉄は1時間に1本しかないですが、安く移動できます。

市内までは90000リアルです。

この紙を改札でスキャンします。

このチケット、イランに来たな、って感じですな。

ちなみに、金額、日付もペルシャ文字です。日付に至っては西暦じゃなくて、イラン暦というのを使ってます。西暦とは全然日にちが違います。

 

何とか無事に宿まで行けました。

久々の空港泊は疲れるね。

いつぶりかな?ブラジルのマナウスが最後かも。

 

長くなっちゃったので、テヘラン観光の話は次回に。

テヘランは続く~